シャワーの浴び方で顔のたるみを防ぐ!
SMASとは
SMASとは筋膜のことで、脂肪や表情筋を包む袋のことを指します。
このSMASは頭頂部の帽状腱膜、皮膚で支えられており、SMASと肌の接着が加齢などによってたるむと凹凸のある顔になってしまうそうです。
SMASをたるませる要因
SMASは太陽光線や太りすぎによってたるんでしまうらしいです。
また特に「下を向きながらのシャンプー」がSMASをたるませてしまうそうです。
両側から髪をかき集めるように洗うことでSMASのたるみを防ぐことができます。
シャンプーに限らず、スマホを見ながらの食事にも注意が必要とのことです。
薄毛抜け毛を解決!毛包オルガノイド
今までの抜け毛治療
薄毛は末期の人でも後頭部の毛髪を植毛することで治療可能です。
しかし、植毛治療では麻酔が必須だったり、元の本数は変わらなかったりとデメリットも多くありました。
しかし、「毛包オルガノイド」という新たな治療方法が開発されようとしています。
毛包オルガノイドとは
横浜国立大学では、生体外での培養により毛のクローンを作ることに成功し、さらにそれを切り分けてマウスの皮膚に移植したところ、脱落をしても毛のサイクルが続いたそうです。
細胞を作っていく際に細胞の外側が皮膚を認識し伸びて定着するとのこと。
ヒトでは似たような組織はできたもののまだ未熟なもので、見栄えの良いものを作るべく、5年ほどを目標に研究中とのことです。
紫外線によるシミ、しわ、白髪をなくす新成分
MITOLとは
MITOLとは、ミトコンドリアユビキチンリガーゼを指し、ミトコンドリアの融合を促進します。
ミトコンドリアは他のミトコンドリアと融合することでエネルギーを多く産生できます。
エネルギーが必要な時はMITOLが活性化し融合を促進することでミトコンドリアの活性化に関わっているというわけですね。
MITOLが減ると、ミトコンドリアが分裂して活性酸素が作られてしまい、これがエラスチンやコラーゲンを壊ししわなどの原因になってしまうそうです。
さらにMITOLが減ると色素細胞にもダメージが加わり、白髪にもつながってしまいます。
MITOLを増やす成分
しかし、一度老化をしてもMITOLを増やしミトコンドリアが増えるとシミやしわなくなり若返ることが研究でわかりました。
そして細胞の中でMITOLを作り出すことができる漢方薬が見つかりました。
それは「オウレン」「オウバク」であり、その主成分はベルベリンです。
マウスに一か月間ベルベリンを与えてみるとしわが減ったそうです。
しかしベルベリンは腸に入っても吸収率は0.3%でありあまりお勧めできないとのこと。
しかしベルベリンが生体内で変化した成分である「マイトルビン」が発見され、この吸収率はベルベリンの100倍だったそうです。
マイトルビンを含む食材でサプリが出る可能性があるそうです。
参考
2024年4月23日放送「カズレーザーと学ぶ」より