Warning: The magic method InvisibleReCaptcha\MchLib\Plugin\MchBasePublicPlugin::__wakeup() must have public visibility in /home/xs973833/sukoyakanikki.com/public_html/wp-content/plugins/invisible-recaptcha/includes/plugin/MchBasePublicPlugin.php on line 37
市販食パンの「油」は危険?4種類の食パンを徹底比較! | 健やかに暮らしたい大学生の日記

市販食パンの「油」は危険?4種類の食パンを徹底比較!

健康

どの食パンを選ぶべきか・・・悩んだことありませんか?

スーパーに売ってある食パン、いろいろありすぎてどれにすればいいのかよくわかりませんよね。

最近スーパーで食パンの原材料を見ていて、「脂質」に違いがあることに気付きました!

今回の記事では食パンに含まれる脂質の種類をいくつか挙げて、実際に4種類の食パンの原材料も見てみたいと思います。

食パンに含まれる油脂って?

まず市販食パンに含まれる油脂をいくつか挙げてみます。

・植物油脂
・粉末油脂
・マーガリン
・ショートニング

植物油脂

まず、食品表示における植物油脂とは何なのでしょうか。

「食用植物油脂」について、以下のような説明がありました。

食用サフラワー油、食用ぶどう油、食用大豆油、食用ひまわり油、食用とうもろこし油、食用綿実油、食用ごま油、食用なたね油、食用こめ油、食用落花生油、食用オリーブ油、食用パーム油、食用パームオレイン、食用パームステアリン、食用パーム核油、食用やし油、食用調合油及び香味食用油の18規格が定められている。

日本農林規格の改正について「食用植物油脂」農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/jas/kaigi/pdf/140529_sokai_d.pdf

つまり上記の油ならすべて「植物油脂」と表記してよさそうです。

植物油脂と聞いてまず考えたいのがリノール酸です。

リノール酸は多価不飽和脂肪酸ではあるものの、現代社会では摂取しすぎの傾向にあり、過剰摂取により炎症や心血管疾患を増加させるリスクがあります。

こちらでも言及してます

しかし今回の比較では、「植物油脂」が具体的に何なのかはよくわからないというのが結論です。

一価不飽和脂肪酸が多く含まれる菜種油かもしれませんし、リノール酸を多く含む大豆油かもしれません。

粉末油脂

粉末油脂とは何なのか、調べてみました。

粉末油脂の組成は,食用油脂,コーンシロップなどの糖質,乳タンパク質,乳化剤,酸化防止剤などから成る。油脂の種類としては,パーム油,ラード,乳脂などの固形脂を使用したり,菜種油や大豆油,魚油などの液状油も使用している。

粉末油脂の特性と食品への応用例 https://www.jstage.jst.go.jp/article/oleoscience/19/10/19_417/_pdf/-char/en(2024年4月25日閲覧)

これも植物油脂と同様、具体的な組成についてはこちらからは分からないみたいですね・・・

マーガリン、ショートニング

マーガリンはかつて植物性の油脂を固形にするために水素を添加していましたが、この過程で「トランス脂肪酸」が生成されるとされていました。

しかし、近年では日本の企業努力により水素を添加した油脂を使わないマーガリンが増えています。

ショートニングについても同様で、「マーガリン、ショートニングは体に悪い」という通説は覆されつつあります。

実際に今回紹介している4種類の食パンですが、トランス脂肪酸が0gと表記されています。

しかし、「必ずしも0とは限らない」ことを知っておいてください。

「0(ゼロ)g(グラム)」表示

原則として、当該食品にトランス脂肪酸が含まれていない場合に限り、表示することができます。
しかし、分析精度にはばらつきがあることから、食品100g当たり(清涼飲料水等にあっては、100ml当たり)のトランス脂肪酸の含有量が0.3g未満である場合には、「0g」と表示しても差し支えありません。

食品衛生の窓 東京都保健医療局 https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/hyouji/shokuhyouhou_eiyou_houhou.html

トランス脂肪酸は完全に0にすることはできないので、そこは仕方ないかもしれませんね。

話は変わりますが、マーガリンの原料は植物油脂であり、種類によってはリノール酸を多く含む場合があります。

正直、どの植物油脂を使ったマーガリンなのかは書かれていないので詳しい組成については分かりません・・・

結局、私の意見としては「健康かどうかで言えば別にそうでもない」って感じです。

今回比べるパンについて

今回比べるのはこちらの4種類です。

超熟【Pasco】
本仕込【フジパン】
超芳醇【ヤマザキ】
ロイヤルブレッド【ヤマザキ】

いずれも6枚スライスです

原材料、成分を見てみよう

それぞれの原材料、成分表を以下に示します。

超熟 
小麦粉(国内製造)、砂糖、バター入りマーガリン、パン酵母、食塩、米粉、醸造酢、(一部に小麦・乳成分を含む)

本仕込
小麦粉、砂糖、バター入りマーガリン、脱脂粉乳、食塩、ショートニング、パン酵母、発酵風味料/ビタミンC、(一部に乳製品・小麦を含む)

超芳醇
小麦粉、糖類、マーガリン、パン酵母、食塩、バター、発酵種、植物油脂粉末油脂、醸造酢/乳化剤、イーストフード、V.C(一部に乳成分・小麦・大豆を含む)

ロイヤルブレッド 
小麦粉、糖類、マーガリンバター、パン酵母、食塩、発酵種、脱脂粉乳、植物油脂、乳化剤、イーストフード、V.C、(原材料の一部に乳成分、小麦、大豆を含む)

商品名エネルギー(kcal)たんぱく質(g)脂質(g)炭水化物(g)食塩相当量(g)飽和脂肪酸(g)トランス脂肪酸(g)コレステロール(mg)
超熟1644.92.630.30.70.901
本仕込1635
1.8
31.7
0.7
0.7400
超芳醇1716.03.229.60.81.200
ロイヤルブレッド1646.22.728.70.71.100
パスコ公式サイトhttps://www.pasconet.co.jp/products/9/
フジパン公式サイトhttps://www.fujipan.co.jp/component/02.html
ヤマザキ公式サイトhttps://www.yamazakipan.co.jp/product/01/chouhoujun.html
ヤマザキ公式サイトhttps://www.yamazakipan.co.jp/product/01/royalbread.html (2024年4月25日閲覧)

それぞれのパンの脂質について考えてみる

超熟

脂質としては「バター入りマーガリン」が含まれており、脂質は2.6g、飽和脂肪酸は0.9gです。

脂質、飽和脂肪酸は他の4つの平均くらいです。

しかし、原材料がシンプルで添加物が含まれていないのは印象いいですね。

本仕込

脂質としては「バター入りマーガリン」「ショートニング」が含まれており、脂質は1.8g、飽和脂肪酸は0.74gです。

他と比べて脂質、飽和脂肪酸ともに少ないのが特徴ですね。

超芳醇

脂質としては「マーガリン」「バター」「植物油脂」「粉末油脂」が含まれており、脂質は3.2g、飽和脂肪酸は1.2gです。

脂質、飽和脂肪酸ともに他と比べて多めです。

そして正体がよくわからない植物油脂、粉末油脂が使われているため、組成がよくわからないという意味では他よりは安心できないかもしれないです。

また、原材料に「大豆を含む」とあるのでリノール酸の多い大豆油が使用されている可能性は高いですね。(どの程度使われているのかはわからないので、一概には言えません。)

ロイヤルブレッド

脂質としては「マーガリン」「バター」「植物油脂」が含まれており、脂質は2.7g、飽和脂肪酸は1.1gです。

脂質、飽和脂肪酸ともに他の3つの平均くらいです。

こちらも植物油脂が使われており、大豆油の可能性があります。

私が選ぶとしたら、「超熟」「本仕込」ですね!

まとめ

今回の記事をまとめると、

・比較した4つすべての食パンにマーガリンが使われているが、いずれもトランス脂肪酸は0(と表記されている)なのでその心配はなさそう
・マーガリン、ショートニング、植物油脂、粉末油脂が含まれる食パンは必ずしも悪いものではないけど、あまり体によろしくないリノール酸が入っている可能性がある

ぜひ、普段のパン選びの参考にしてみてください。

タイトルとURLをコピーしました